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プログラムとカレーは寝かせる


身体を確実にいい方向に変えるために必要不可欠なことがトレーニング種目の正しいフォームを身につけることです。
そして、もう1つ。
それ以上に重要だと言っても過言ではないのが、実施するプログラムです。
プログラムとは、
どの種目を
どの順番で
どれだけの回数を
どれだけのセット数を
どれくらいの強度で
実施するかというものです。

例えば、いくらそのトレーニング種目を正しいキレイなフォームで実施できたとしても、回数設定や強度設定がメチャクチャでは効率的に身体を変えることはできません。

ですから、
正しいフォームの習得と、
身体を変える為の直接的なプログラム
この2つはちゃんと「トレーニング」するのであれば欠かせません。

しかしながら、このプログラムをつくるというのが実は大変難しいもので、
トレーニングの原理・原則を知り、どういう反応が身体に起こるのかを身をもって体験することを含んだ経験などから作っていくのですが、
ココに関しては絶対的な正解があるわけでもなく、常に勉強をしながら最高のものに近づけていくというような感じです。

特にアスリートに対してのプログラム作成はかなりの労力が必要です。
シーズンにむけて1番身体が動ける時期を設定し、そこから逆算しながらくみたてていくわけですが、競技によって特性が違うのでその競技によって起こりやすい傷害も調べ、そうなる可能性を少なくなるような種目をプログラムに組込んだりしなければいけません。

前にいろんな競技の条件を指定されたプログラムを作成する課題があったのですが、時間をかけてすべてのことにしっかり確固たる理由をつけてなんども提出したのですが、何回もやり直しという結果になりました。
そしてようやくOKになったのですが、最後に言われたのが
「明日もう一度見直してみて、問題なければOK」
というものでした。

ちっちゃいときに寝る時間も迫る中で、一生懸命なにかアニメのキャラクターの絵を本を見ながら書いていました。
寝る時間になったところでなんとか完成させ、その時はいい出来だと自分の中で納得しながら寝ました。
しかし、次の日起きてその絵を見てみると、全然うまく書けておらず全く納得できずに捨ててしまったのを覚えています。

まさにそういうことだな、と思いました。
時間が迫る中で頭をフル回転させながら取り組んだものでも、一旦冷静になってみてみると色んな間違いに気づいたり、よりいいアイデアが出てきたりします。

こういう経験があるので、プログラムは出来るだけ、作ってから一旦寝かせて もう一度確認するようにしています。
先程も言ったように、
正しいフォームの習得
直接的なプログラム
はセットであり、必要不可欠です。

ならば、できるだけ丁寧に仕上げたプログラムである必要があります。

そうしてプログラムデザインと呼べる代物になるのでしょう。

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