SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

いつの時代だってトレーニングはトレーニング


ケツのトレーニングが流行っています。

確かにケツは大事です。
アスリートにとっても一般の方にとっても、ケツの筋力が十分でないと様々な不都合が生じる可能性があります。

ケツを鍛える理由はただ1つ。
「ケツの筋力向上」
これだけ。
少なくても僕の場合は。

流行っているからではありません。
流行る前から、そして流行がすたれたあともケツの重要性は変わりません。
例え、今年の下半期にスポットがケツ筋から他の〇〇筋に移ったとしてもケツの重要性は変わりません。

いつの時代もトレーニングはトレーニング。
科学の力で今までわからなかったことがわかるようになったりはしますが、位置づけは変わりません。
トレーニングは筋力・筋肉をつけるもの。
その結果、身体にポジティブな変化がでればOKだし、ポジティブな変化がでるとされています。(正しくやれば)
そのポジティブな変化の1つが代謝向上による、脂肪燃焼だったりするわけですが、あくまでも間接的な副産物です。
脂肪燃焼したい、痩せたい⇒トレーニング
とはなりません。


そしてトレーニングは万能薬ではありません。
美脚になったり、くびれができたりなど身体の形態を自由自在に変えれたりしません。

トレーニングにおいて全ての人にあたえられたものは
・筋力がつく
・筋肉がつく
・脂肪が減る
など、生理学におけるものです。
そこのところを理解しておくと詐欺まがいなサービスに引っかかるリスクは減ると思います。

しかしながら、今日のNHKでやっていたこれ....
もし仮に私の妻がこれをやっていたとしたら、これまで培ってきた知識や経験、技術を総動員してより良い方法を伝えてやめるように説得します。
いや、女性はそれだけでは納得しないかもしれません。なんてったってメディアの力はすごいから。
それであれば、土下座をして、掃除、洗濯、ゴミ出しなどありとあらゆる家事を引き受けるからやめてくれぇい!
とお願いします。

大学生のサークルの新歓じゃあるまいし...
よくこんなの考えたなと、個人的に思ってしまいます。
もう少し冷静に考えてほしい...

そして、ケツを鍛える時によく使う表現として、「おしりをキュッとしめて!」というやつ。
ケツを鍛えるのであれば、ケツをしめるようなことをしていても、扱うのが難しいおケツ様はすぐにうんともすんとも言わなくなりますからね。
ご注意を。


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サピエンスよ、トレーニングにおいてもサピエンスであってくれぃ。


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