SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

どうすんのよ!? 健康寿命!


先日、NHKで「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン 第三回 健康寿命」という番組が放送されました。

今回はその番組をみて思った事を。

日本人の平均寿命と健康寿命の間にはおよそ10年という期間があります。
つまり、健康に日常生活をおくれなくなってから、死ぬまでにおよそ10年間あるというわけです。

その10年程の期間を体験する人を
NNK(ねんねんころり)
その期間をほぼ体験せず、寿命=健康寿命に近い人を
PPK(ぴんぴんころり)
と番組では表現していました。
上手い事表現するな〜と。笑

一般の方でトレーニングや何かしらの運動を始める方は健康寿命を延ばすため、つまりPPKを目指しての場合も多いのではないでしょうか?
しかし、AIの出した答えでは「運動」よりも「読書」の方が健康寿命をのばす可能性があるとしていましたね。
このブログでも「運動」というものが必ずしも身体に良い影響を与えるものではないという事を書いていますが、それと関係しているかどうかはさておき、「読書」のほかにもそんな事まで関係しているのか〜ととてもおもしろく見てました。

AIのだした答えは因果関係があるわけではなく、あくまでも可能性を示しているわけですが、基本的に一理あるなーという感じのものでした。
運動関連のものも現時点では「健康」のほうのネットワークに入っていますが、メチャクチャな運動方法がひろまったりなどして多くの人が運動をして身体が悪くなったというような事実が増えれば「不健康」のネットワークに分類されてしまう可能性もあるわけです。
そのためにもこの職業をしている立場からすると日々学んでいかなければならないなぁと思うわけですが、適切なトレーニングをしたからと言ってPPKになるわけでもないので、トレーニングでできることを相変わらず誇張せずトレーニングで出来る範囲内の事を最大限にしっかり伝えていこうと思います。
(もし、健康寿命をのばすトレーニング!などと謳っているジム等があれば、必ず疑って下さい...)

私自身がトレーニングを続けている理由として、総合的に「仕事だから」というところが大きいですが、それでもこれだけ一生懸命やっていることが少しでもPPKに繋がっていればいいなぁ〜と少し期待しています。
自分自身の最期が今から楽しみです。

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番組では一人暮らしする事もPPKと関係がありそうとしていましたが、その中で高齢の女性が一人暮らしで身の回りのことを全て自分でやりながらも
「本当は外なんか出たくないのよ〜。家でテレビ見てたほうがよっぽどいい。」
「でも、やらないと生きていけないからね。」
と元気に話していましたが、私が自主トレやる時の気持ちそのまんまだなと思いました。笑
こういう気持ち、個人的にはとても人間らしくて好きです。




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