SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE

トレーニングも読書も目的・ゴールの設定を明確に!

先日、このようなブログを書きました。
ジム外での月間目標をたてるという選択
パーソナルトレーニングジムで起こりがちな「その時だけ」という習慣を変えたいという思いから、ジム外での月間目標を立てるというものでした。

しかし、「その時だけ」になってはいけないと言っておきながら、私自身が「その時だけ」になっているものがあることを発見してしまいました。
それが、読書です。

皆さんは、本を読む時や買う時に
その本を読む明確な目的とゴールの設定をしてから読んでいますか?
私は恥ずかしながら、その辺が中途半端でした....

活字を読む事が特別好きでも得意でもない私が、わざわざ本を読むわけですから、もちろんその本に対して何らかの興味はあるものの、しっかりとした目的やその本を読んで何を学んで何をどうしたいのか何に繋げたいのかまでゴール設定を明確にせずぼんやりした状態のまま読んでしまっていました。
その結果、読んだ直後は色んなことを思いますが、その状態を書き留めるようなこともなかったのでその色んな思いは当然のように徐々に色あせていきます。
そして、読んだ本を本棚にしまってしまったら最後、ほとんどの確立で読み直すようなことはないでしょう。

それではいけないと思い、少し前から始めたのがご存知の通り「偏った読書感想文」というカテゴリーをつくっての本の感想をまとめるブログでした。
これは我ながらとてもいい方法だと感じています。
インプットしたものを、自分なりにまとめてトレーニングに繋がる事があれば文字にすることで読んでいただいている皆さんに少しでも参考になれば尚良いですし、まとめる事自体が自分自身のよいアウトプットの方法となりインプットの質が上がっています。
また、そのブログ記事を読み返せばその時、自分が何を考えて、何を得たのかが容易に再確認できます。
というわけで、本を読んだら読んだままにせずにブログというツールを活用してまとめることは自分にとってとても有意義なものになりました。

しかし、先程あげた読書の目的とゴールの設定という捉え方の面では、これではまだ不十分なことに気づきました。
ブログはあくまでも「感想文」です。
もちろん、そこに目的やゴールも織り込んで書く事は可能ですが、そうではなくぱっと一目見てそれらが確認できるものが必要だったのです。
読書の目的とゴール。
つまり何の為にその本を読み、自分の実生活や仕事どう繋げていくかを書き留める「読書ノート」なるものを作る事で足りない部分を補えると感じました。
そう思えたのはコチラのおかげです。

最近では、毎回読書を始める前にその読書ノートに目的を記してから読み始めています。
そして読み終わった後は、すぐ行動に移せる事を書き留めています。
方眼ノートに一覧で書き留めているので再確認もすぐできます。

この読書ノートとブログでの読書感想文のおかげで、主観ですが読書の質はうなぎのぼりに上がりました。
このことから、やはり「その時だけ」になっているのは本当にもったいないと感じます。
自分で思っているよりも、色んなところでそうなってしまっている可能性があります。

トレーニングに関してもトレーニングノートを作り、トレーニングの記録をすることは超重要ということをココココでも書いています。
しかし、その記録はあくまでもトレーニング種目や強度・セット数などトレーニングの内容に関して記録する事を示しています。
その他にも、トレーニングを通して感じた事や実生活で気をつけるべき点はもちろん、そもそものトレーニングの目的やゴール設定等も書き留めておくといいですね。
読書と違って、トレーニングは長期的なものであるべきなのでその都度目的やゴールも変わる可能性はありますから尚更です。

どうせ学ぶなら、「その時だけ」にならず出来るだけその後に繋げていきたいですよね。
読書もトレーニングもその事自体には大した意味なんてありません。
どちらも何かを解決する為の手段であるはずです。
で、あるならばそこからその何かに繋げていく事にこそ意味があります。
読んで終わり、トレーニングして終わりではとてももったいないですよね。

読書ノート・トレーニングノート
オススメです。

今回のブログでインプットという表現もでてきましたが、それに関する読書感想文も近々書く予定です。

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先日、再放送でトイストーリーをやっているのを子どものときぶりに観ました。
こんなおもしろかったっけ?
と感じるくらい個人的にメチャクチャ面白かったです。
子どもの時には理解できなかったり、気にもかけなかったところが見えるようになってより深く作品を理解できるようになったのかもしれません。
最後にポテトヘッドが吹っ飛ぶところなんて最高でした。笑
その時々で感じ方・捉え方って変わるということをここでも思い知らされました。




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