HOME > SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE > アーカイブ > 2018年2月

SHONAN TRAINING DEPT. MAGAZINE 2018年2月

健康的で機能的な身体は、上半身の筋力<下半身の筋力


健康的で機能的な身体を手に入れる為にトレーニングをするのであれば、

上半身の筋力よりも下半身の筋力のほうが

強い

というのも1つの重要な点です。

人間が二足歩行をしており、なおかつ重力が上からきている以上、
土台となる下半身よりも上半身のほうが強い(筋肥大等の理由から重い)ということは必然的に腰にも負担が大きく、バランスが悪くなり健康的な身体とは言えないのではないでしょうか。

趣味でトレーニングをしている方で良く見かけるのが、上半身は筋肉がしっかりついていてでかくなっているにもかかわらず、下半身は細いままの状態です。
見た目のためなどの理由でトレーニングをしているのであれば、反論するつもりも毛頭ありません。
ですが、仮にただ知らないだけで、健康を目的にトレーニングをしているのであれば上記の理由からトレーニングのやり方を修正する必要があります。

上半身も下半身もバランス良く全体的に鍛え、筋力や柔軟性を上げていくことが重要です。

しかしながら、トレーニングのやり始めは上半身も下半身もバランス良くやっていたとしても先に扱える重量が上がってくるのは上半身であることが多いんです。(基本的にマシントレーニングではなく、フリーウェイトトレーニングでの場合です。)

そうなる理由の1つとしてあるのが、

トレーニング種目の難易度

です。

筋肉の横断面積や動員されている筋肉の種類などの理由から、基本的には下半身主体の種目(スクワット、デッドリフト、RDLなど)のほうがより重いウェイトが、上半身主体の種目(ベンチプレス、ワンアームロウ、ラットプルダウン、ショルダープレス)よりも扱えます。

しかし、これはトレーニングをそれなりに続けたうえで、それぞれの種目のフォームもしっかり習得できている場合の話です。

トレーニング初心者や間違ったフォームを身につけてしまっている人にとっては、しばらくは
上半身の筋力<下半身の筋力
という、この関係性は成り立ちません。

トレーニング種目の難易度
これが壁となって立ちはだかります。

このジムでトレーニングを始めた方ならわかると思いますが、上半身主体の種目よりも下半身主体の種目のほうが圧倒的に難しいんです。
脚幅や、重心の位置を含めた、気をつけるべき点の数々...

上半身主体の種目は下半身主体のそれに比べて、気をつけるべき点は少ないので、何回かやればすぐに勝手が分かります。
フォーム自体が単純なので、ある程度までは扱う重量も右肩上がりに伸びます。
しかし、下半身主体の種目はそういうわけにはいかないので、フォーム自体を習得するのにも時間がかかります。
そういう理由で、全身バランス良くトレーニングを始めた場合でも、しばらくは
上半身の筋力>下半身の筋力
という関係性になることが多いと思います。

以上のことから、
上半身主体の種目よりも下半身主体の種目のほうが重量をより扱えるようになってきたときが健康的で機能的な身体を作り上げる1つのラインといってもいいのかもしれません。
(一般の女性の場合、上半身の筋力もかなり低い場合の方も経験上、結構いらっしゃいますので、上半身に関しても時間がかかる場合ももちろんあります...)
トレーニング始めたばかりの時は、上半身主体の種目のほうが重いウエイトを扱っていても心配することはありません。
下半身主体の種目を我慢強く継続し、
下半身の筋力>上半身の筋力
の関係性を築きましょう。




トレーニングジムをラーメン屋に例えてみる

突然ですが、

「ラーメンを食べたい」

「醤油ラーメンを食べたい」
は全然違います。

醤油ラーメンを食べたくて、ラーメン屋に入ったのに味噌ラーメンしかなかったら、気持ちの切り替えに時間がかかりますよね?
店を出る人も多くいるでしょう。
でも、そういうことが起こるのは、醤油ラーメンと味噌ラーメンの違いを知っているからです。
ちゃんとそのとき自分が食べたいラーメンのイメージがしっかり出来ているからです。

ラーメンはラーメンでも色んな種類があります。
醤油、味噌、塩、豚骨などなど...
また出汁のことも考えれば、さらに細分化されます。
ここで大事なのは、これだけ色んな種類が存在するラーメンですが、だいたいの人がその違いをわかっていることです。

果たしてトレーニングはどうでしょうか?
トレーニングの世界にも、醤油、味噌、塩のような種類が存在します。
痩せるために、身体を大きくする為に、筋力をあげる為に...

しかし、
ラーメンの違い程、トレーニングの違いは一般的に知られていないのではないでしょうか?
なにか運動をしなければいけないことはわかっているから、「トレーニング」をしにいく。
しかし、その「トレーニング」は
醤油ですか?
味噌ですか?

トレーニングの違いがよくわからないから、広告などの数ヶ月で−〇〇kg!!というような衝撃的なものに安易にのってしまったり、よくわからないまま薦められるがままになっている。
ということになっていませんか?
自分がやるべきトレーニングはなんなのか?
醤油ラーメンを本当は食べたいのに、知らず知らずのうちに味噌ラーメンを食べている。そんなことはラーメン屋ではありえません。
「これちゃうわぁぁ!」と言ってちゃぶ台ひっくり返すでしょう。

しかしながら、トレーニングに置き換えるとそのようなことは結構あるのではないでしょうか?
よくわかんないけど、ラーメン屋のオヤジから「これでも食っとけ!」と言われたから、よくわかんないけど食ってるみたいな...

他でもない自分の身体に関わることなので、トレーニングのことについてもしっかり理解していることが必要です。

しっかり、自分はこうなりたい!ということを伝えましょう。
そうすることで、トレーニングの方向性も見えてくるでしょうし、そもそもトレーニングではない場合もあるでしょう。

なので、このジムでは体験時にその辺を明確にしています。
ここでやっていくトレーニングはこういうもので、こういうことを目的にやっていきますので、こういう変化が期待出来ますし、あなたの目的にもこういう形でアプローチできます、という感じです。
逆にそういうことですので、あまり効率的ではなく、他のジムのほうがいいかもしれません。もありえます。
体験時はそういう理由で質問が多めになりますが、ご理解ください。


入るべきお店にはいって、そこから
あそこの〇〇ラーメンは美味しいという話ができるはずです。
ラーメン屋もトレーニングジムも似ています。
しかし、味覚は人それぞれですが、トレーニング効果はそうではありません。

今回は、トレーニングにも色々ありますよ。という内容をラーメン屋に例えて書いてみました。
あなたが食べたいのは醤油ラーメンですか?味噌ラーメンですか?そもそもラーメンではなく、カレーですか?


パワーブロック導入


より良い環境でトレーニングしていただく為に、パワーブロックを導入しました!
初めて見る方もいらっしゃるかと思いますが、これダンベルなんです。

この1セットで10LB〜90LB(4kg〜41g)までワンタッチで調整可能の優れものです。
このジムのように小さいスペースの場合には、大手にあるような色んな重さのダンベルをズラ〜っと並べるわけにはいかないので、パワーブロックのようなダンベルがあって助かります。

こんなの買わなければ、もっと遊べるのになぁと思いつつも投資と思い導入しました。
これでトレーニングの幅が増えるのであれば満足です!


------------------------------------------------------------------------
先日、少しばかり休暇をとり奥飛騨まで温泉につかりに行ってきました。
温泉のはしごで、日頃の自主トレの疲労が取れるどころかリラックスしすぎて緩みきりました。
また自主トレに励みます...
鍛錬と回復、この繰り返しの人生です。

ホームジムという選択


トレーニングを始める際の大きな壁の1つとしてあげられるのが

「時間」

です。

「時間がない」というのはたいていの場合は言い訳にすぎません。
単に優先順位の問題で、トレーニングをすることに対しての優先順位が低いだけのことがほとんどでしょう。

ですが、ほんとに時間を多く割けないという方もいらっしゃいます。
厳密に言うと、トレーニングに対して時間が割けないというよりも、
トレーニングにいくまでの"移動時間"に時間が割けないという印象です。

良いジムがあっても、良い指導者がいてもちょっといくまでに時間がかかる。
または移動時間をとにかく減らしたいという方にとっては、

ホームジムという選択肢があります。
ホームジムがあれば、そこに指導者を呼ぶことも可能なわけですし。

ただ、その選択をするには、

①家や仕事場に最低限のスペースがある。
②器具をそろえるだけの資金がある。
③1人でもトレーニングに励むことができる。
④1人でトレーニングを行えるだけの最低限の知識や経験がある。

というのが必要になってきます。

①家や仕事場に最低限のスペースがある。
まずは、場所の問題です。
当たり前ですが、身体を鍛えるのに必要ないくつかの器具を置くスペースが必要になります。
ですが、そんなだだっ広いスペースは必要ありません。
このジムに来ている方はわかると思いますが、少しのスペースで問題ありません。(どのような器具を置くかによりますが。)

②器具をそろえるだけの資金がある。
次は、器具の問題です。
ここに関しては、どういうトレーニングをするかで変わってきますが。
バーベル、ダンベル、ウェイトプレート、フラットベンチ、ラックがあればまず心配ないでしょう。
どの程度のウェイトが必要になるのかは、その人の筋力次第です。
よくホームジムを始める方の為のパンフレットなどをみかけますが、ムダに一級品の器具を選んであったりしてかなりの資金が必要になってしまっているものが多いです。
実際はそのレベルの器具は必要ありません。
ですが、身体に関わるものですので、あまりに安っぽいものを購入しないほうがいいでしょう。
自分のレベルに合わせたものを購入しましょう。

③1人でもトレーニングに励むことができる。
ここのほうが重要な気がします。
いくらスペースがあっても、器具がそろっていても、いざ1人でやるとなるとやる気がでずに、ついついなまけてしまっては、場所とお金のムダです。
自分が1人でもしっかりトレーニング出来る意思をもっているかどうかが重要です。

④1人でトレーニングを行えるだけの最低限の知識や経験がある。
これも前提条件です。
または毎回来てもらえる指導者がいれば別ですが、基本的には1人でやることが多くなるでしょうから、ここは外せません。


と、これだけのことが満たせていればホームジムという選択ができますし、むしろやったほうがいいのかもしれません。
時間はもちろん節約できますし、いつでもトレーニングができます。
また、最初にすこし資金は必要ですが、その後はかかりません。

ここまで読んで、
いやいや、家に器具を置くスペースがなくても、器具が何もなくても
腕立てや腹筋など自体重で色々できるじゃないか!
と思う方もいらっしゃると思います。
その通りで、それで事足りる方はそれで良いと思います。
ですが、それでは筋力もつきませんし、やれることに限界があるので、そのうちやらなくなるのがオチでしょう。
私自身、外部からのトレーニング指導に関してチームでも個人でも、器具がないところへの出張はお断りしています。
最低限の器具があれば、力になれることが多くあります。


今回は、身体を健康に鍛える為には、諸々条件はありますがホームジムという選択肢もありますよ、という内容を書きました。
実際に、このジムに来られる方でもご自身で事業を営んでいらっしゃる方などどうしても時間の都合がつかなかったり、移動が手間の方がいらっしゃいます。
そういう方にとって、ホームジムという選択は効率のいいものになり得ます。
ですが、そのときにも必ずトレーニングに対する最低限の知識や経験は必要ですね。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
先日、「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」という映画を見ました。

色んな物事が渦巻く現代に生きている今、本当に必要な物事はなんなのか考えさせられました。
周りに影響されすぎずに自分にとって本当に必要な物事を見ていきたいものです。

ダイアン・キートンとても良かったです。










1

« 2018年1月 | メインページ | アーカイブ | 2018年3月 »